大和郡山市北郡山町の市商工会館「まいどホール」で8日、地元の特産・金魚を縁起物にかたどったモニュメント「幸福(しあわせ)の金魚」の完成式典があり、関係者ら約40人が出席した。9日から公開する。

　同モニュメントを金運アップや商売繁盛など、新たなパワースポットとして売り込もうと、市商工会が設置。尾西楽斉さんが制作した赤膚焼の金魚「らんちゅう」に漆塗りの金箔を施し、柳沢神社で祈祷した。

　式典で中野雅史市商工会長は「モニュメントが郡山の発信力を高め、まちの活性化に役立てば」とあいさつ。来賓の上田清市長も「金魚は人を笑顔にしたり、元気にしたり、人と人をつなぐ力がある」と、新たなパワースポットの登場に期待を寄せた。

　幸福の金魚の公開はまいどぼーるが会館している平日午前8時30から午後5時まで。